チェコの食べ物① スウィーツ編

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チェコというとビールをイメージされる方も多いかもしれませんが、実はスウィーツ好きにはたまらない、スウィーツが人気の国です。カフェに行くと定番から創作スウィーツまで、いろんな種類のスウィーツに出会うことができます。チェコの定番ケーキはふわふわのスポンジに生クリームを載せて、というよりもぎっしり詰まったスポンジにフルーツを載せてアクセントを楽しんだり、リキュールの入った濃厚な生地を楽しんだりします。今日はその中でもチェコにお越しの際にはぜひトライしたい、定番のケーキ三種類をご紹介したいと思います。

チェコで鉄板 ベリー系のケーキ

現地で栽培されている身近な食材として、ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリー、カシスなどのベリー系のフルーツを使ったスウィーツをよく見かけます。アクセントを楽しむためにクリームやスポンジが甘めにしてあったりします。

Styl a Interier のケーキ
Ladronka Parkのレストランのパンナコッタ

日本人が驚くポピーシードのケーキ

そしてチェコの人にとってなじみ深いのがポピーシード(ケシの種)を使ったパンやスウィーツ。日本では栽培自体が禁止されていますが、チェコでは植物園で見かけるだけでなく、園芸用に一般家庭で栽培されたり野生のものを道端で見かけることもよくあります。大胆で鮮やかな花を咲かせます。

最初のうちは道端で見かけるとびっくりしてましたが、こっちの人にとっては「観賞用」か「食用」のイメージしかないんだよね。確かに花は綺麗。

ポピーシードは甘く味付けしてペースト状にして使ったり、シシュキやパンケーキにまぶして食べます。日本でいう小豆に近い位置づけで、幅広く色んなレシピにアレンジされています。

シシュキにポピーシードと砂糖をまぶしたもの

(シシュキはジャガイモを練り、茹でたもの。ニョッキのようなもちもちした食感です。スウィーツですが、重いので毎回半分くらいでお腹いっぱいになります(笑))

ポピーシードを使った菓子パンはパン屋さんやスーパーに行くと必ず並んでます。子供向けのおとぎ話にも、旅立つ子供にポピーシードを使ったパンを母親が持たせるシーンがあるくらい。

美味しいけど毎回思うんだよね。「そんなにいっぱいかけなくていいと思う。」

生地とソースのバランスがね。ポピーシードは半分くらいで十分美味しいと思うんですよ。チェコの人はポピーシードガッツリかけます。

Café Letkaのパンケーキ

癖になる家庭の味 ハニーケーキ

私の一番のお気に入りはやっぱりハニーケーキ。日本人がイメージするパウンドケーキのようなハニーケーキとはだいぶ違います。ハニーケーキとはコンデンスミルク、蜂蜜、クルミなどをメインに使ったレイヤーケーキのことです。幾層にも重ねなれた甘い生地とクルミのハーモニーが最高です。

Grand Cafe Orient のハニーケーキ

比較的長持ちするのでスーパーで大箱で売ってたりします。ロックダウン当初は毎週のように箱買いしておやつにしてたんだ。そりゃ太るわな(苦笑)

いつか日本にもお土産として持って帰りたいと思っているが、、要冷蔵なので毎回悩みます。ちなみにプラハの空港でも売ってました。高級感のある木箱入り。一度試してみたい。

たいていプラハのカフェに行くとこの三種類のどれかは置いてあることが多いので、ぜひチェコへお越しの際はお試しください!

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